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上級システムアドミニストレータ

上級システムアドミニストレータ

中上級者向けIT資格のうち、代表的な国家資格として挙げられるのが「上級システムアドミニストレータ」です。

これは「初級システムアドミニストレータ」の資格を持った人が次のステップとして目指す資格であり「コンピュータ利用者側の最高峰資格」とも言われていました。

ゆえに「上級システムアドミニストレータ」の受験を希望する際には「業務経歴書」の提出が必要であったり、受験年の4月1日時点で27歳以上でなければならないといった年齢制限があったりなど、さまざまな条件が課せられていたようです(その後、2001年に行なわれた「情報処理試験再編」により、こういった条件はすべて撤廃されました)。

「上級システムアドミニストレータ」の試験内容は、午前中に「コンピュータシステムⅡ」「システムの開発と運用Ⅱ」「セキュリティと標準化Ⅱ」「情報化と経営Ⅱ」といった4つの分野にわたるマークシート方式の選択肢(四択)問題が出題され、午後からは「業務システム改善計画の立案」「情報システム構築マネジメント」「情報システム利用のためのマネジメント」といった3つの分野にわたる記述問題及び小論文形式の論述問題が出題されます。

「上級システムアドミニストレータ」という名称にも関わらず「初級システムアドミニストレータ」とはまったく異なった専門的な視点から出題されるため、試験の難易度はきわめて高く、合格率は7~8%程度にしか満たないと言われています。

したがって「上級システムアドミニストレータ」の試験を受験するにあたっては、IT業務の中で情報技術をいかに活用していくべきかを判断するために必要な知識や技術を持っている人物、及びIT業務のリーダーとして業務内容における改革や改善を推進していける人物が望ましいと言えるでしょう。

なお「上級システムアドミニストレータ」は、1996年に導入された資格ですが、2009年度からは新試験制度の導入により「システムアナリスト」と統合され「ITストラテジスト」という名称へと変更されることが決まっています。

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